少し前に「365日のシンプルライフ」という映画を観ました。
主人公が、今の生活に疑問を抱き、本当に必要なものとは何かを考える映画です。
始めに、今自分が所有しているものを、すべて倉庫に預け
そこから毎日、必要なものだけを、家に運んでいく。
その中で映画中、自分で1年間の約束事を決めます。
- 1日1個だけ、ものを家に運べる
- 1年間、ものを買わない
最初見た時、とても斬新な考えだと思い、衝撃を受けました。
まず、0からスタートして、必要なものをその都度、家に運び入れる。
これって、ものと向き合う中で一番大切なことなのかなと感じたからです。
私は、生まれてからいつも物に囲まれて生きてきました。
何も所有していない、0の状態を体験したことがないからです。
これは、ほとんどの方がそうだと思います。
絶対に何かを所有している状態で、買い足しや買い替えの経験しかないので、
物の所有が、0の状態を私は知りません。
今実践しようとなると、家庭があるため、少々不便が生じるため
実践は難しいですが、これはとても刺激のあることだと感じました。
私が、この映画で一番好きで、心に残った言葉は
”100個は生活に必要なもの、その後の100個は生活を豊かにするもの”
「なるほど」と思うと同時に、「そうだな」と納得しました。
断捨離を始めてから、物と向き合うことが多くなってきた今、
この言葉が心に残っています。
生活に必要な100個の物と、その後の100個はなくてもいいけれど
私の生活を豊かにしてくれる物。
生活を豊かにしてくれる、100個の物とのバランスが
重要なのかなと考えました。
また、この基準を大切にすることで、
よりよい生活が手に入るのではないかと感じました。
久しぶりに、私生活で刺激になる映画を観られた気がします。
それと同時に、今私に大切なものを気づかせてくれた映画でもありました。